あいさつ

杉並区立小学校 PTA 野球協議会 会長

二村 好彦

会長あいさつ

杉並区 PTA 野球協議会は創立 50 周年を迎え、春の大会では関係者の協力により盛大かつ PTA 野球にふさわしい開会式を行う事ができ、お礼と感謝を申し上げます。

昭和 62 年、当番校(井荻小)の監督として運営委員に携わったのが縁で、庶務部長 2 年、副会長 1 年の後、前会長の小野浩一氏(桃一小)の後任で 4 代目会長に選任(当時 45 歳)され 25 年の歳月を迎えました。

会長就任に伴い “3 つのスローガン ” を信条として実施してきました。

(1)野球をする以上、安定したグランドの確保をどうするか
(2)試合の公平性、レベルアップ、また PTA 野球として子供達の手本となる “ 品 ”、“ 格 ”を組織運営でどう取り組むか
(3)組織を維持・発展させる

以上 3 項目の実現に向け当面、自分達で出来る事からスタートしました。これらのうち、(2)では、審判部の設置を提案、杉並公会堂で各チームより参加者が 100 名を超え白熱した合議の末に発足。試合の公平性・レベルアップ、ラフプレーや暴言、マナー等の徹底をしました。

(3)の組織維持・発展では、選手確保の難しさと高齢化が進んでいるため、新人募集とPR を兼ねて杉小 P 野球ニュースを発行して全家庭に配布(別紙)。高齢化対策では、シニア部(50 歳以上)を立ち上げ、楽しむ野球を目指し OB 枠として籍を置き現役と共にチームを支え合う(現在は 60 歳スーパーシニア、70 歳古希チーム)制度を新設。

(1)のグランド確保では、区の提供だけでは運営困難、公共施設の優先利用の理解を得るには、社会から見て提供し得る団体力が問題、実現のためには参加会員の理解と協力が不可欠、また PR 活動が必要等の観点から事業計画の中で、PR 活動と会員の協力を盛り込んでいます。

①青少年交友会主催・文科省後援の新宿−青梅かち歩き大会(3 月、11 月)での受付、交通整理、車等で協力 ②おやじ日本全国大会(3 名以上参加)役員は会場案内、受付、杉並の子供達と全都の子供の交流大会、杉並 PTA カップ 8 回目(読売新聞後援)、新杉並名物として毎日新聞、TV 等で紹介されたレフティー野球大会(4 回目)等々、会員の協力と PR活動が浸透し提供グランドに良い効果がでてきました。

私共 PTA 野球の原点は子供が取り持ってくれた “ 縁 ” である事を忘れてはなりません。

地元の学校の子供野球に関わりを持ち、学校行事には親父だから必要とする協力を、また地域の防災・お祭り等にも積極的に参加して PTA 野球の更なる継続・発展で新しい時代を築き上げてください。